WBUIへVNC経由でアクセス出来るようにする方法
Walbrixは VNCエクステンション付きの X Window Systemを収録しており、また WBUIは X Window System上でも動作するようになっています。
WBUIは通常、X Windowを使用せずフレームバッファデバイスへの直接描画を行うことにより画面表示を行っていますが、X Window上で動作させるように設定を変更すれば、WBUIへ VNC経由でアクセスすることが可能になります。
但し現状 X Window上で WBUIを動作させるように設定した場合、「コンソール」及び「アプリ」は利用出来なくなります。この制約については将来改善したいと思っています。
/usr/share/wbui/wbui-x11 ファイルの作成
下記の内容で /usr/share/wbui/wbui-x11 というファイルを作成し、chmod 755してください。#!/bin/sh source /etc/profile cd `dirname $0` xinit ./wbui.py
/etc/inittabの書き換え
/etc/inittabファイルの中で、c1m で始まる行を下記のように書き換えて下さい。
変更前c1m:3:respawn:/usr/share/wbui/wbui 38400 tty1 linux変更後
c1m:3:respawn:/usr/share/wbui/wbui-x11 38400 tty1 linux
VNCの認証設定
デフォルトでは VNC接続をする際にパスワードが要求されるようになっています。 /etc/vncpasswd というファイルにVNCパスワードを記録するか、パスワードによる保護が必要なければそのように設定を変更してください。
/etc/vncpasswd ファイルは VNC独自のパスワード暗号化アルゴリズムで暗号化されている必要があります。暗号化されたパスワードファイルを生成するには vncpasswdコマンドを使う必要がありますが、Walbrixには vncpasswdコマンドを収録していませんので他の所で生成したものをコピーするなどしてください。
もしパスワードを必要としない設定にするなら下記のような変更を /etc/X11/xorg.conf ファイルに対して行います。
変更前Option "SecurityTypes" "VncAuth" Option "UserPasswdVerifier" "VncAuth" Option "PasswordFile" "/etc/vncpasswd"変更後
Option "SecurityTypes" "None"
変更の適用
変更を適用するため、システムを再起動してください。但し、この設定が行われた後はコンソールが利用出来なくなるため、必ず root のパスワードを設定して ssh経由でログインできることを確認しておいてください。
設定を元に戻すには、/etc/inittab ファイルだけ元に戻して再起動します。

